セールの探し方 ・ 更新 7月23日
シングルオリジンとブレンドの違いは個性か安定か|品質の上下ではない
#シングルオリジン #ブレンド #コーヒー豆 #選び方 #焙煎
品質の上下ではなく、味の設計思想が違います。シングルオリジンは産地の個性が出る代わりに年や精製方法で味が振れ、ブレンドは配合で狙った味に着地させるため年をまたいでも安定します。深煎りにするほど産地差は埋もれるので、深煎りが好みならブレンドで十分になりやすい、というのが買い分けの基準です。
解説
コーヒー豆の表示で最初に迷うのが、シングルオリジンとブレンドのどちらを選ぶかです。この2つは品質の上下関係ではありません。味の設計思想が違います。
シングルオリジンは単一の産地(国・地域、細かいものでは単一農園)の豆だけで構成されます。その産地の個性がそのまま出るため、エチオピアなら花や果実を思わせる香り、ブラジルならナッツやチョコレートのような重心の低い味、というように輪郭がはっきりします。裏返すと、収穫年や精製方法の違いがそのまま味の振れ幅になります。同じ銘柄を買っても、去年と今年で印象が変わることがあります。
Amazonで「コーヒー豆 シングルオリジン ブレンド」の価格を見るブレンドは複数の産地の豆を配合して、狙った味を作ります。目的は「産地を混ぜること」ではなく「味を設計して安定させること」です。酸味の出る豆と苦味の出る豆を組み合わせて中庸に寄せたり、単体では弱い部分を別の豆で補ったりします。原料の出来が年によって変わっても、配合を調整すれば同じ味に着地させられます。毎日同じ味が出てほしい人にはこちらが向きます。
買い分けの基準は単純です。味の幅を楽しみたい、飲み比べたい、産地の違いを知りたいならシングルオリジン。毎朝同じ味で淹れたい、失敗を減らしたいならブレンドです。
コストの面では、ブレンドのほうが安定して安く手に入りやすい傾向があります。配合で原料コストを調整できるためで、日常的に消費する分をブレンドで固定し、週末や気分を変えたいときだけシングルオリジンを足す、という二段構えが無理のない付き合い方です。
焙煎度との関係も押さえておくと選びやすくなります。浅煎りは産地の個性が出やすいのでシングルオリジンと相性がよく、深煎りは焙煎由来の苦味やコクが前に出るため産地差が相対的に埋もれます。深煎りで飲むならブレンドを選んでも失うものは少ない、という判断ができます。
使い方・探し方の手順
- 毎日同じ味で淹れたいならブレンド、味の幅を試したいならシングルオリジンを選ぶ
- シングルオリジンは収穫年・精製方法で味が振れる前提で買う
- 日常消費をブレンドで固定し、気分を変えたいときだけシングルオリジンを足す
- 浅煎りはシングルオリジン、深煎りはブレンドと相性がよい
- 銘柄を決めたら、100gあたりの単価で容量違いを比較する
ここがポイント
- 品質の上下ではなく、味の設計思想の違い
- シングルオリジン=産地の個性が出るが、年や精製で振れる
- ブレンド=配合で狙った味に着地させ、年をまたいでも安定する
- 深煎りにするほど産地差は埋もれるため、ブレンドで十分になりやすい
1杯あたりの単価を計算する
この記事の計算を、入力するだけで済ませられるページを用意しています。豆・粉/ドリップバッグ/カプセル/インスタントで1杯の定義が違うので、方式を選ぶと単位(g・袋・個)が切り替わります。マシン本体代の按分と抽出比率(粉◯g : 湯◯ml)も同じ画面で出せます。
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参考: www.amazon.co.jp(7月23日確認)