セールの探し方 ・ 更新 8月2日
コーヒー豆は焙煎日を見る|賞味期限はメーカーの目安
見るのは焙煎日です。賞味期限はメーカーが設定した目安で、焙煎日は火を通した事実そのものなので、測っているものが違います。ただし焙煎直後がいちばんおいしいとは限らず(炭酸ガスで抽出が安定しない)、実際に効くのは日付より「2週間から1か月で飲みきれる量かどうか」です。粉より豆で買って都度挽くほうが劣化は遅くなります。
解説
コーヒー豆の袋には、焙煎日が書かれているものと、賞味期限だけが書かれているものがあります。この2つは同じことを別の言い方で示しているのではなく、そもそも測っている対象が違います。
賞味期限は「おいしく飲める期限」としてメーカーが設定した日付で、未開封で表示どおりに保存した場合を前提にしています。安全に飲めるかどうか(消費期限)とは別で、期限を過ぎた豆がただちに飲めなくなるわけではありません。一方の焙煎日は、その豆がいつ火を通されたかという事実です。豆の風味は焙煎した瞬間から抜けていくので、風味の残り具合を推し量りたいなら見るべきは焙煎日のほうになります。
Amazonで「コーヒー豆」の価格を見るただし、焙煎直後がいちばんおいしいとは限りません。焙煎した豆は炭酸ガスを放出しており、直後は抽出のときにお湯がガスに押し返されて安定しません。数日置いたほうが味が乗る、という言い方をされるのはこのためです。どのくらい置くかは焙煎度合いや豆によって変わるので、日数を断定はできません。少なくとも「焙煎日が今日に近いほど良い」という単純な話ではない、という点は押さえておくとよいです。
実務的には、焙煎日を見て買えるなら見る、書かれていなければ賞味期限で代替する、という運用で足ります。そのうえで効くのは日付より量です。豆は開封した時点から急速に劣化するので、2週間から1か月で飲みきれる量を買うほうが、焙煎日の新しさを追うより結果的においしく飲めます。1日1杯なら10gから12g程度なので、200gの袋でおよそ半月ぶんという計算になります。
保存は、粉ではなく豆のまま買い、密閉できる容器に入れて、高温と直射日光を避けるのが基本です。冷凍庫に入れる方法もありますが、出し入れのたびに結露するのが弱点なので、使う分だけ小分けにしてから凍らせるのでなければ勧めません。粉で買うと表面積が増えるぶん劣化が速いので、焙煎日にこだわるなら豆で買ってその都度挽くほうが筋が通ります。
使い方・探し方の手順
- 風味の残り具合を見たいなら焙煎日、未開封の保存の目安なら賞味期限を見る
- 焙煎日が新しすぎる豆は抽出が安定しないことがある(数日置く前提で考える)
- 日付を追うより、2週間から1か月で飲みきれる量を買う(1日1杯なら200gで約半月)
- 粉ではなく豆で買い、密閉容器に入れて高温と直射日光を避ける
- 冷凍するなら使う分だけ小分けにしてからにする(出し入れのたびの結露を避ける)
こんな人に豆で買って自分で挽く人向きです。粉を大袋で買って1か月以上かけて飲む使い方なら、焙煎日を追っても差は出にくくなります。
ここがポイント
- 賞味期限はメーカーが設定した目安、焙煎日は火を通した事実。測っているものが違う
- 焙煎直後がいちばんおいしいとは限らない(炭酸ガスで抽出が安定しない)
- 日付より量。2週間から1か月で飲みきれる袋を選ぶ
- 豆で買って都度挽くほうが、粉で買うより劣化が遅い
1杯あたりの単価を計算する
この記事の計算を、入力するだけで済ませられるページを用意しています。豆・粉/ドリップバッグ/カプセル/インスタントで1杯の定義が違うので、方式を選ぶと単位(g・袋・個)が切り替わります。マシン本体代の按分と抽出比率(粉◯g : 湯◯ml)も同じ画面で出せます。
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参考: www.amazon.co.jp(8月2日確認)