カフェインレス ・ 更新 7月25日
カフェインレスの製法の違いと表示の読み方
カフェインレスコーヒーは、生豆からカフェインを抜く製法がいくつかあり、表示で見分けられます。水だけを使う方法、二酸化炭素を使う方法、溶剤を使う方法などで、風味の残り方やコストが変わります。表示の読み方と、どれを選ぶかの目安をまとめました。(この記事は製法の解説です。個別商品のまとめ買いは既存記事も参照)
解説
カフェインレス(デカフェ)は、焙煎前の生豆の段階でカフェインを取り除いて作ります。取り除く方法がいくつかあり、パッケージの表示で見分けられます。カフェインは完全にゼロではなく、多くは90%以上を除去した「低カフェイン」です。妊娠中や就寝前に飲みたい人、1日に何杯も飲む人に向きます。
代表的な製法は3つです。1つめは水を使う方法(ウォータープロセス、スイスウォーター等の表示)です。生豆を水に浸してカフェインを溶かし出し、溶剤を使わないため、薬品が気になる人が選びやすい方法です。風味の成分も一部一緒に抜けるので、あっさりした味になりやすい傾向があります。2つめは二酸化炭素を使う方法(超臨界二酸化炭素抽出)です。カフェインを選んで抜きやすく、風味を比較的残せるとされますが、設備が要るためコストは高めです。3つめは有機溶剤を使う方法です。効率よく抜けてコストを抑えやすい一方、薬品を避けたい人は表示を確認して選びます。日本で売られる製品は残留の基準を満たしたものです。
Amazonで「カフェインレス コーヒー ドリップ」の価格を見る表示の読み方はシンプルです。パッケージに「スイスウォーター」「マウンテンウォーター」「ウォータープロセス」とあれば水を使う方法、「CO2」「二酸化炭素」とあればその方法です。カフェイン除去率(97%除去など)が書かれていることもあり、就寝前に飲むなら除去率の高いものが安心です。
選び方の軸は、味の好みと用途です。薬品を避けたい・すっきり飲みたいなら水系、風味重視で予算に余裕があるならCO2系、コスト優先なら溶剤系も選択肢に入ります。飲み方(ドリップ・インスタント・豆)は普通のコーヒーと同じように選べます。
やりがちな誤解は、カフェインレス=カフェインゼロと思うことです。ごく少量は残るため、極端に敏感な人は除去率と1日の杯数を意識します。個別商品のまとめ買い・定期便での買い方は既存の商品記事も参照してください。
使い方・探し方の手順
- 「スイスウォーター/マウンテンウォーター/ウォータープロセス」表示は水を使う製法
- 「CO2/二酸化炭素」表示は超臨界二酸化炭素の製法(風味を残しやすいが高め)
- 薬品を避けたい・すっきり派は水系、風味重視で予算に余裕ならCO2系
- 就寝前に飲むならカフェイン除去率(97%除去など)の高い表示を選ぶ
- カフェインレスはゼロではないので、敏感な人は杯数も意識する
- ドリップ/インスタント/豆は普通のコーヒーと同じ基準で選ぶ
ここがポイント
- デカフェは生豆段階でカフェインを除去。表示で製法が分かる
- 水系=薬品不使用であっさり/CO2系=風味を残しやすいが高め/溶剤系=低コスト
- カフェインはゼロではなく多くは90%以上除去
- 就寝前は除去率の高い表示を選ぶ
1杯あたりの単価を計算する
この記事の計算を、入力するだけで済ませられるページを用意しています。豆・粉/ドリップバッグ/カプセル/インスタントで1杯の定義が違うので、方式を選ぶと単位(g・袋・個)が切り替わります。マシン本体代の按分と抽出比率(粉◯g : 湯◯ml)も同じ画面で出せます。
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参考: coffee.ajca.or.jp / www.amazon.co.jp(7月25日確認)